No Space に関連する身体的な制限の評価

ここ数日ですが、たくさんの方々から連絡を頂きました。特に、日韓の野球選手達からも好評をいただいている事に感謝いたします。細々ながら、今後も続けて頂ければと思います。



さて、本題に入りますが、Alex Bregman のGIF画像をご覧ください。彼の股関節がコンタクト時に垂直線の後ろに留まっている事に注目してください。

打者は自分の腕がピッチのラインより下に、スイングするための間隔(Space)を作り維持する必要があります。しかしながら、広いゾーンでヒットするために必要な、間隔を失ういくつかの方法があります。



・最も一般的なのは、膝と腰が十分に曲がらないまま、後側の肘が股関節を越えてスイングするスペースを作ってしまう事です

・2つ目に、プレーヤーの後側肘が背中に入り過ぎる事です。この場合、ピッチのラインに戻すための直接的な経路が無くなります。

・また他にも、脚が棒立ちで、背筋が伸び過ぎ、骨盤をプレートに近づける人です。

上記の3つは、すべてピッチのラインに沿って、バットを効率的に振り下ろすために必要な間隔を取り除きます。

これらの問題は、エネルギーが身体を通して腕やバットに移行する能力を制限します。

多くの場合、ピッチ内で動けなくなったり、縛られているような感覚を No Space と言います。


この特性を判断する最も簡単な方法は、実際のカメラ映像で判ります。

スタンスにて、選手のお尻の後ろに垂直線を引きます。

次に、ビデオをつま先が地面にタッチする位置にまで送り、ラインとプレーヤーのお尻の間にスペースがあるかどうかを確認します。

もし選手がプレートに向かって移動した場合、No Spaceのリスクがあります。


OnBaseUスクリー二ングテストの目的は、No Spaceなどの特性に関連する潜在的な身体的制限を特定することです。


Spaceを維持するために苦労している打者は、脊椎の分離、コアの安定性、脊椎/股関節/足関節の可動性が制限されていることがよくあります。


もし股関節または脊椎が回旋できない場合、プレーヤーがホームプレートに向かって前方にシフトしやすくなってしまいます。


Mike Boyle氏は、

「身体は最も簡単なことをするのであり、必ずしも最高のことをするわけではない」

と言っています。


身体的な制限が No Space の原因であるかどうかを判断する、最も効果的なテストの1つは、ディープスクワットです。


これは、数か月前にディープスクワットについてTwitterに投稿したスレッドです。最初のビデオは画面について説明し、2番目のビデオはパターンを評価する方法と、モビリティを評価する方法を説明しています。

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藤尾佳史の気まぐれ投稿